第五百一話 コンサート会場でその十七
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「だからよ」
「紅茶をなんだ」
「一日一杯はね」
最低でもというのだ。
「飲まないと駄目よ」
「そこまでのものなんだ」
「だからバーベキューの時も」
それを食べる時もというのだ。
「紅茶よ、最初に飲むのは」
「そこから色々飲むんだ」
「そうするわ、ではね」
「うん、今は遊んで」
「紅茶とバーベキューを楽しむわよ」
「まずは紅茶を飲んで」
「そしてね」
そのうえでというのだ。
「バーベキューをね」
「楽しむんだね」
「そうするわ、勿論ティーセットもよ」
これもというのだ。
「楽しむわよ」
「セットも欠かせないわ」
このことはフレイが言った、妹よりも確かに胸はないが薄紫のビキニに覆われた身体は中々のものである。
「紅茶とね」
「イギリス系だとその組み合わせは絶対だな」
二ノ宮も頷いた。
「ミルクティーはそれに合う様に作るか」
「そこまで考えるんだ」
「それで売れるならな」
それならというのだ。
「そうする、それじゃあな」
「紅茶を売ることもだね」
「進めていくぞ」
後で二ノ宮は実際に試飲品を持って来て飲んでもらって好評だった、それで商品化すると大ヒットしたがこれは後の話だ。
一行は遊んで泳ぎその間にバーベキューが出来た、それで昼になると全員でそちらを楽しむのだった。
第五百一話 完
2021・12・23
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