第五百一話 コンサート会場でその十六
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「そう考えている」
「お茶なんだ」
「これは安定して売れるからな」
「ああ、皆飲むからだね」
「美味いならだ」
それならというのだ。
「それだけだ」
「ではですわ」
紅茶と聞いてセシリアが目を輝かせてきた、白と黒のストライブのビキニである。
「わたくしも」
「ああ、あんたもな」
「イギリス人ですから」
それでというのだ。
「やはりですわ」
「紅茶は好きだな」
「絶対ですわ」
そこまでのものだというのだ。
「イギリスさんと同じで」
「ミルクティーだな」
そのイギリスの言葉だ。
「紅茶は」
「ストレートとレモンティーも出すが」
二ノ宮はその予定も話した。
「ミルクティーもな」
「出すんだな」
「完成したら試飲してくれ」
こうセシリアとイギリスに話した。
「他のイギリス組の面々と一緒にな」
「そうさせてもらいますな」
「いいね、紅茶なら僕もね」
エドワードも出て来た。
「そうさせてもらうよ」
「俺もだ」
アレクサンドルも出て来た。
「紅茶は好きだしな」
「あんたもイギリス人だしな」
「それならだ」
是非というのだ。
「飲ませてもらう」
「それならあんたもな」
「私達もよかったら」
レティシアも出て来た。
「紅茶は好きですから」
「僕達もいいかな」
エミリアも出て来た、シンプルな黒ビキニが余計に彼女のスタイルのよさを際立たせていて刺激的である。
「これでも紅茶には目がなくてね」
「私達も」
今度はアーサー=ペンドラゴン魔女の彼女だった。緑のビキニである。
「紅茶を」
「どんどん飲んでくれ、こっちも感想が聞きたいしな」
「それじゃあ」
「紅茶って料理にも使えるからな」
幸平が言ってきた。
「いい味になるんだよ」
「そうなんだ」
「はい、これがなんですよ」
幸平はワニベに答えた。
「いい調味料ですよ、お茶も」
「ふうん、それは面白いね」
「茶粥とかそうですね」
「ああ、そうだね」
ワニベも言われて頷いた。
「あれこそまさにだね」
「お茶を使った料理ですね」
「その通りだね」
「紅茶を飲まないと死ぬわよ」
黄色の少女の様なビキニを着たクイーン=エリザベスは言い切った。
「それこそね」
「それは言い過ぎじゃないかな」
「言い過ぎじゃないわ、私はそうよ」
クイーン=エリザベスはワニベに答えた。
「若し紅茶がないとね」
「死ぬんだ」
「エネルギーの源だから」
それでというのだ。
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