暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0044話
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ぇ」
「ん? 2人とも、どうしたんです?」

 何やら気の毒そうに俺を見ているミズホとラウルをよそに、言葉を挟んできたのはラージだった。

「いえ? 別に何でもないわよ?」
「そうそう。何でもないわ」

 そして何故か急に呼吸が合う2人だった。
 何となく重苦しい雰囲気が消え去ったのを感じ、モニタの向こう側へと声を掛ける。

「そういえば、機体名はエクサランス・ストライカーで決まったのか? 少し前にラウルからもらったメールには何て名前にするかで迷ってるとか書いてあったが」
「エクサランスが機体名で、ストライカーがフレーム名になっています。つまりエクサランス・ストライカーは地上戦闘用のフレームですね」

 レスキューマシンではなくても、自分が開発したからには多少の愛着も湧いたのだろう。ミズホが少し得意そう説明する。

「ストライカーフレームは基本的に格闘戦をメインにしてますから、フィオナさんよりはラウルさんの方が相性がいいんですよね」
「ちなみに他のフレームはどうなっている?」
「そうですね、宇宙用と空中用のフレームをそれぞれ開発中ですがどちらも完成度はまだ10〜20%程度です」
「なるほど、そっちはまだまだか」





 とまぁ、こんな感じでレモンとフィオナの初対面は終わった。
 何故か妙に仲の悪い2人の様子がちょっと気になったが、レモンが時流エンジンの研究もしている以上これから嫌でも関わっていくだろう。そのうちに仲良くなってくれるといいんだが。
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