第三十話 火龍VS黒炎の巨人
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二体目の鎧獣リオレウスを身に纏った和樹は人差し指を突き立て軽く動かす。
和樹「叩きのめしてやるからさっさとこい。」
禅「まさか黒炎華が聞かないとは・・・・ならパワーならどうだ!!」
両腕が黒い炎に包まれると和樹に向かっていき右拳で殴りかかるが和樹は右手の掌であっさりと止める。
禅「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」
力を思い切り込めるが全然動かない。
和樹「どうした?それで全力か?もしそうなら謝ろう
悪かったな」
馬鹿にされ頭にきた禅は空いている左拳で殴りかかる。
この動きを予想していたのか和樹も左拳で襲いかかる禅の左拳を殴る。
和樹の方の拳の威力の方が勝り禅の右拳に装着している籠手は砕け軽く後退させられる。
禅「ば・・・馬鹿な!まるで歯が立たない!!なんなんだこの男は!!!」
あまりにも常識外れの戦闘力に驚愕し恐れを抱く。
和樹「そろそろ反撃させてもらうぞ。覚悟はいいな。」
両手が炎に包まれ左手の掌を前に向け右腕の拳を少し後ろに下げる
和樹「俺のメイドに手を出したんだ・・・その罪を後悔しな!」
禅「ひうっ!」
殺気に当てられ恐怖した禅は金縛りになり一歩も動けない。
和樹「炎火・龍乱吹(えんか・たつふぶき)!!」
右拳が消えた瞬間まだ距離がそれなりあるのに禅の体に百発・・・・・
いや、千発近くの拳が叩きこまれる、その間わずか二秒。
力と速さが融合した多くの拳圧をくらったことで禅の鎧はボロボロになり地面に倒れる。
禅「このまま・・このまま負けてたまるかーーーーーーー!!!!」
意地で立ち上がると禅が黒い炎に包まれる。
禅「闇鎧よ!私に力を与えてくれ!小僧を倒す力を!!」
ボロボロになった鎧が元に戻り、黒い炎に包まれたまま禅の体は巨大になっていき鎧もそれに伴い巨大になり、鎧は不気味に変化した。
その姿はもはや人ではなく神話の怪物サイクロプスが鎧を着て巨大化した様なものだ。
禅「グォォォォォォォォォォ!!!!!!!」
和樹「でかくなったとは言っても融合したパンテーラの足元にも及ばないな。」
率直に思ったことを言うと禅の巨大になった右拳が繰り出されるが和樹はジャンプしてあっさり避けそのまま禅の顔に近づき和樹の炎を纏った和樹の右拳が禅の顔に炸裂する。
和樹「理性を失っているみたいだな・・・これはもはや暴走だな。」
そのまま和樹は右肩・腹・背中・左足など次々と禅の体中を拳や蹴りで攻撃する。
禅「ウォォォォォォォォォ!!!!!!」
和樹の攻撃で相当のダメージを受けている筈なのに禅はまだ向かってくる。
禅の拳による激しいラッシュが襲いかかるが和樹は楽々とかわす。
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