第三十話 火龍VS黒炎の巨人
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禅が攻撃するたびに舗装された道は穴だらけになり桜の木も次々と薙ぎ倒されていく。
和樹「あれだけ攻撃してもまだ倒せないか・・アイリ・いろは!」
アイリ・いろは「「は・・はい!!??」」
禅の猛攻を避けながらアイリといろはに声をかける。圧倒的な和樹の強さに思わず見惚れていたため、突然呼ばれて驚く
和樹「済まないが、もう少し離れていてくれ!久々に大技を使う
お前らまで巻き込みかねない」
アイリ「は・・はい!畏まりました!!」
いろは「旦那さま!ご武運を!!」
邪魔をしておけないと思いいろはとアイリは和樹からさらに離れていく
猛攻を避けながらアイリといろはが離れたことを確認すると和樹は禅から離れる。
和樹「誇り高き飛龍リオレウスの力の一部を見せてやる。」
全身が炎に包まれ、後ろには炎で出来た飛龍・リオレウスが現れる。
和樹が纏っている炎の熱量は半端じゃない。
その証拠に周りの物が片っ端から燃えていく
その姿に本能的に恐怖した禅は和樹に突っ込んでいく。
和樹「喰らえ!爆龍天翔(ほうりゅうてんしょう!!」
右手の掌を禅に突き出すと和樹の後ろに現われているリオレウスが禅に向かっていく。
向かって行ったリオレウスの牙が禅の肩に食い込み爪は両腕に食い込んでいき
更に炎に包まれる・・・そして気高き龍の炎によって体の所々が消滅していく。
禅「な・・・なぜだ・・・」
和樹「自我が戻ったか。」
禅「私は貴様に勝つために修行もしたし魔装も手に入れたのになぜだ!!
なぜ!!私はお前に勝てない!!!」
リオレウスの牙と爪が食い込み更に和樹の炎によってもはや消滅するしかない禅の咆哮が結界内に響き渡る。
そんな禅に背中を向けアイリといろはの所へ向かう。
どうでも言い・・興味がないと言わんばかりに・・・・・・
和樹「お前が勝てない理由は三つだ・・テメェは俺の家族を傷つけ貶し
俺の怒りに触れた、ただそれだけだ。」
和樹の怒りに応えるように炎で構築されているリオレウス更に熱く激しく燃えていき禅を跡形もなく消滅させる。
和樹「戦いのためとは言え随分と荒してしまったな。」
戦っている時は気付かなかったが周りを見渡すと美しい公園が見るも
無残な光景になっていた。
その光景を見かね申し訳ないと思い・・・・
和樹「安らぎと癒しの炎・・・・聖火」
周りが蒼い炎に包まれると公園が何事もなかったように元の綺麗な公園に戻る。
和樹「これで元通りだな『ご主人様(旦那様)!!』」
一仕事終えホッとしているとアイリといろはが近付いてくると同時に禅が張っていた結界も消えていく。
その姿を
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