第五百一話 コンサート会場でその十
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「私は」
「ああ、どうもな」
「準備体操は大事なんて」
「だからなのか」
「いつもです」
泳ぐ前はというのだ。
「そうしています」
「そうなんだな」
「はい、それでじっくりとです」
「身体をほぐして温めてか」
「泳いでます」
「成程な」
「準備体操はしないと駄目じゃ」
幸村は白のスクール水着姿で語った。
「その意味で杏は正しい」
「そうでしょ」
「俺も悪いとは言っていない」
杏だけでなく草加も言ってきた。
「別にな」
「ただ随分長くするからじゃな」
「言っただけだ」
「そうじゃな」
「確かに大事ですね」
白ビキニの白雪も話に入ってきた、胸が水着から零れ出そうだ。そしてさりげなくキンジの傍にいる。
「準備体操は」
「でしょ?だからね」
「杏さんもですね」
「じっくり身体を動かしてね」
「それからですね」
「泳ぐのよ」
「じゃあ私も」
白雪も頷いて準備体操に入った、そして。
パックも続くがエミリアはそのパックを見て言った。薄紫のビキニで腰には水着と同じ色のパレオがある。
「パック準備体操好きよね」
「昴に教えてもらってからね」
エミリアに笑顔で応えた。
「こうして身体動かすと気持ちいいから」
「それでなのね」
「だからエミリアもだよ」
「するべきね」
「そうして身体をほぐして温めてね」
そうしてというのだ。
「お水に入ろうね」
「いきなりお水に入ったらよくないわね」
「それで身体も動かすね」
「だからね」
そうした理由でというのだ。
「まずはね」
「準備体操ね」
「それを念入りにして」
「泳ぐのね」
「そうしようね」
「はい、それならですね」
黄色と白のストライブのビキニの風も言ってきた。
「こうしてじっくりと身体を動かしましょう」
「まずはね」
友奈もはじめた、友奈の水着はフリルの付いた赤ビキニである。
「それからよね」
「勇者部でも海に行くけれどね」
「いつもまずは、ですよね」
「準備体操してるから」
「今もですね」
「身体を動かして」
そうしてというのだ。
「それからね」
「皆で泳いで」
「遊びましょう」
「わかりました」
「ほな運動しよな」
ロキも言ってきた、赤と青のチューブビキニ姿だ。
「これから」
「ベル君、僕も水着どうかな」
ヘスティアは白と黒の競泳水着姿でベルの前にいた。
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