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矢澤にこ、結婚!!!!!!
矢澤にこが結婚してしまう話
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れもそうね……なんだかもう眠たいしね」
 
 
よし、しっかり効いてるみたいだ。こころとここあにもさっさと退散してもらおう。
 
 
「こころねぇちゃんもここあねぇちゃんも、明日準備早いし寝るよー」
「……まぁそうですね。じゃあ早いですが今日はここまでで。おやすみなさい」
「おやすみー」
「……おや……すみ……うぅ……」
「おやすみー……ふぁぁ」
 
 
みんなが部屋に入り寝静まった頃。死への活動を開始する。まず一酸化炭素が外に漏れず家に篭るように玄関と窓の隙間ににガムテープを貼る。次にこころとここあには少しズレたタイミングで死んでもらうように2人の部屋の扉の隙間にもガムテープを貼り準備万端。事前に用意しておいた練炭入り七輪をいくつも並べて点火。後は自分も睡眠薬を飲み、にこねぇちゃんの横に転がる。
 
後はこれで眠れば意識の無いうちに僕たち2人は死に、翌朝部屋から出た2人も部屋に充満した一酸化炭素により僕らとは違うタイミングで死ぬ……と。我ながら完璧な計画だ。ありがとう、にこねぇちゃん。
 
安らかな寝顔で寝ているにこねぇちゃんを撫でる。かわいすぎる。そういえば僕を励ましてくれたあの時の泣き顔もとても可愛かったな……僕のために流してくれた涙、僕のためにしてくれた顔、僕のために……あぁ、僕はなんて恵まれていたんだろう。神に感謝する。さぁ、じゃあ行こう? 僕たちだけの世界へ……外からの邪魔も……何もない………平和な…………世界へ…………。ね? にこねぇちゃん……………
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