カバチをたれる仲達
[8]前話
町人「ノエルにさらわれた美女は、一人として帰って来ない。公爵様が亡くなって、あのバカ息子はやりたい放題だ」
兵士「あんな奴が勇者テイトー様の子孫なんて…恥さらしだ」
学者「リバイア様がお元気なときはノエルを諫めてくださったのですが…今はノエルの気分一つで残虐な公開処刑が行われる地獄です」
仲達「おい責任者、彼は何という法に基づき刑罰を受けるのだ?」
執行人「ノエル様に逆らった罪だ」
仲達「お前みたいな法を知らんバカには聞いてない」
執行官「不敬罪だ」
仲達「ほう、ノエルはテイトリオン公爵であるが、王国刑法不敬罪では王族と貴族では適用に違いがあるな。私の調べでは、彼は血判状を持ち込み直訴はしたが、武力行使もノエルへの侮辱もしていない。色々と法的におかしい。もっと言えば公開裁判もしていないぞ」
執行官「部外者は黙っていろ、刑を執行する」
執行人「げへへへへ、ちぃー!」
仲達「刑を執行?法に基づかない私刑だろう。お前たちみんな殺人の現行犯だぞ。でなければ栄光あるテイトリオン公国は、法のない野蛮な三等国ということになるぞ」
執行人「うるせぇ、てめぇから4ぬか?」
仲達「やるのか?」
毒吐たち精鋭が仲達を護衛している
執行官「やめろ!」
仲達「おいノエル!書面による直訴は王国法で認められた権利だ。栄光あるテイトリオン公国が法をねじ曲げるのか?え?」
ノエル「おのれ…酒がまずくなった、中止だ!」
マァム(…)
リリーナ「ノエル様のご命令だ!処刑を中止しろ」
チェル「仲達をやっちまおう、マァムが毒吐を抑えてくれたらやれる」
マァム「バカを言え、仲達はリバイア様と同等の兵法家だぞ、迎撃の備えがしてあるだろう」
仲達「誤認逮捕で大変だったな」
村長「仲達殿…まるであなたはリバイア様のようです、ありがとうございます」
仲達「あんなひ弱くんと一緒にするな」
ノエル(仲達とやり合えば、魔王軍や帝国が攻め込んで来る)
[8]前話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ