オリジナル艦艇紹介
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いだけでなく砲門数の多さから5mほど縦に長いという外観的特徴を持つ。他にもフィン状アンテナが第3艦隊旗艦ク・ホリン同様に機関部にも装備されているほか、大型純水タンクが上下合わせて6基に計6基設置され、さらに機関部にはエネルギーを供給するために標準型戦艦の主機関を補助エンジンとして2基搭載した。これに伴い他のアイアース級戦艦で標準装備だった、艦橋ブロック側面の星間物質取り込み口が廃止され、その部分には装甲が増設された。
また船体中央部には索敵用の各種レーダーアンテナが装備されている。
攻撃力に関しては22pと主砲口径こそ下がったが砲門数を増やすことで口径の低さを補っている。それ以外にも副砲を64門に、レールガン4門と十分な火力を誇る。
本艦最大の特徴ともいえる防御力の高さは折り紙付きで、装甲の大幅な増加によってこの当時の同盟軍艦艇としては破格の対ビームシールドに加え、強力な装甲も備えている。
機動力に関しては他の同盟軍艦艇同様に元々機動性自体は高かったが、改装の結果やや悪化した。
分艦隊旗艦級標準型戦艦リューリク
・戦艦リューリクは自由惑星同盟軍の標準型戦艦の一隻で、星間警備艦隊などの小部隊の旗艦として運用することを目的に建造された。
・性能諸元
全長:632m
全幅:65m
全高:300m(アンテナ有)
乗員:720名
標識:0403
艦長:イェッセ・ヤンセンス中佐
・武装
艦首20cm中性子ビーム砲10門
艦底部ミサイルランチャー8門
副砲16門
戦闘艇10機
・特徴:第4艦隊分艦隊司令官セルゲイ・パノフ准将が長らく旗艦として座乗した戦艦。所謂制式艦隊分艦隊旗艦専門艦として開発されたアバイ・ゲセルやムフウエセとは異なり、小規模な警備管区艦隊や辺境守備艦隊での艦隊旗艦として運用することを視野に入れて建造された戦艦。元々自由惑星同盟軍の辺境に配備された警備艦隊などの小部隊は、一般的な標準型戦艦を旗艦として運用していたが、何の改装も施されていないただの標準型戦艦では2000隻程度の小部隊とは言え少なからず指揮管制に無理があったため、標準型戦艦をベースに指揮管制能力や攻撃力を強化したものが就役したのだった。
同艦は設計的にはアバイ・ゲセルの準同型艦にあたり、アイアース級の指揮モジュールとFTLアンテナを装備し、指揮管制能力の拡大を図った。
また攻撃力に関しても主砲門数を4門増やして12門に増やしたほか、第10艦隊旗艦盤古と同じように艦首下部にミサイルランチャーを装備するといったように攻撃能力も増加している。ただ攻撃能力は増加したが、似たような設計思想を持つ帝国軍のネルトリンゲンが動力炉を大型増強したのに対して、本艦はチューンアップだけにとどめているため継戦能力に欠ける欠点がある。
パノフ准将の第四艦隊
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