第一章
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信があります」
「我等ならドラゴンにも勝てます」
「姫様にご苦労はかけません」
「我等が戦い勝ちます」
「そうするぞ、しかしだ」
ここでマルゴはこうも言った。
「姫様は大抵王宮におられるからな」
「はい、何かとですね」
「ご存知ないですね」
「この世のことを」
「そこは覚悟しておいてくれ」
このことも項垂れて言った、そしてだった。
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