第二章
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やがて乱暴になり目も見えなくなり遂には息子に殺された。ここで世の者達はさらに言った。
「これもまた神の怒りか」
「やはり貪るものではない」
「霊境のものなら尚更だ」
「全ては自業自得」
「神の祟りだ」
こう言うのだった、そして誰もそこの桃を貪ることはしなかった。この桃は今も斉州にあるというが貪った者は全て安禄山の様になり普通に食べると長生き出来るという。一度ここに行った時に食べるならば慎んで食べるべきだろう。
霊境 完
2021・12・16
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