暁 〜小説投稿サイト〜
イベリス
第五十七話 梅雨だからその八

[8]前話 [2]次話
「ちゃんとね」
「読めるんですか」
「今は昔の作品も電子書籍で読めるからね」
「便利になったんですね」
「紙の本だとアマゾンで買えるから」
 こちらを使えばというのだ。
「安心してね」
「お金があれば読めるんですね」
「今はね、紙でも電子書籍でもね」 
 どの媒体でもというのだ、部長は咲に話した。
「ウェブサイトの漫画も多いよね」
「色々な出版社がサイト運営していますね」
「もう下手な週刊漫画雑誌真っ青の数の連載陣があるからね」
 それぞれのサイトで連載されているのだ、二十世紀では考えられなかったことが現実のものとなっているのだ。
「だからね」
「それで、ですね」
「そっちでも読めるしね」
「昔の漫画もですか」
「掲載されている作品もあるよ」
 それぞれのサイトにというのだ。
「小説だってそうだね」
「小説登校サイトとか」
「それで昔の漫画もね」
 こちらもというのだ。
「今はね」
「電子書籍でも読めるんですね」
「うちの部活の倉庫にない作品でもね」
「凄い時代ですね」
「そうだね、けれどGTOはあるから」
 この作品はというのだ。
「よかったら読んでね」
「わかりました」
「まあドラマはドラマで面白いけれどね」
「原作とは違うんですね」
「鬼塚と反町さんのイメージが違うんだよ」
 主役のキャラと主演の俳優のそれがというのだ。
「どうもね」
「そうなんですか」
「そうなんだ、あのヤンキーで漢気のあるところが」
 主人公の個性がというのだ。
「全く違うんだよ」
「反町さんと」
「当時のあのテレビ局のドラマの形式で」
 それになっていてというのだ。
「どうもね」
「違うんですね」
「そうななんだ、まあどう思うかは人それぞれだけれど」
 観る者のそれ次第だというのだ。90
「原作ファンとしてはね」
「違うって思うんですね」
「どうもね、まあリベンジャーズのアニメはいいよ」
 こちらはというのだ。
「ちゃんと原作通りだし映画もね」
「GTOと違ってですか」
「反町さんを出して」 
 主演の俳優のそれをというのだ。
「何処が鬼塚?ってなってなくて」
「マイキーやドラケンになってるわよ」
 副部長が言ってきた。
「他のキャラもね」
「そうなんですね」
「主役のタケミッチーもね」
 彼もというのだ。
「何か実写にすると何これっていう漫画原作多いけれどね」
「それかなり多いですね」
「仮面ライダーも元は漫画だけれどね」
 偉大なる萬画家石ノ森章太郎の代表作の一つである、漫画から不滅のシリーズははじまったのである。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ