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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第8話 ミッドに訪れて………
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に返る。
この時期にヴィヴィオがなのはと一緒に居る事にどうやら動揺してしまったようだ。
「悪い、ちょっとトイレ行ってくる………」
「う、うん………」
俺は取り敢えず、切り替える為にトイレに向かった………
「しかし本当に驚いた………」
トイレの洗面台で顔を洗う。
ヴィヴィオが現れて動揺してしまった。原作とはもう違うと分かっていてもいきなり現れると流石に驚いた。
それにヴィヴィオはSTSではかなり重要な少女だ、彼女が居た事でゆりかごも起動したのだから………
「後で神崎に連絡しとくか………」
スカさんが味方である以上そこまで心配は無いだろうが、あんなゆりかご騒ぎを起こしたく無いからな………
「レ、レイ大丈夫ですか………?」
「星?」
男子トイレの入口でこちらを覗きながら俺の名前を呼ぶ星。
トイレには誰も居ないのだが、流石に男子トイレに入るのは恥ずかしいのか覗くだけである。
ライなら普通に入ってきそうだがな………
「心配かけたな、今行くよ」
「はい………」
そう言ってトイレから出ると星の顔が。まだ不安そうな顔をしている。
「あの子がどうかしたのですか………?」
「いや、ちょっと知ってる子に余りにも似ていて驚いただけだから………心配かけてごめんな」
「そう………ですか………ならいいですけど………」
と言うもののまだまだ心配そうな星。
俺はそんな星の頭を優しく撫で、頬に手をあてた。
「あっ………」
「そんな顔しないでくれ。また気が滅入るだろ?星には笑顔で居て欲しいからさ」
「………はい」
そんな俺の言葉で笑顔を見せてくれる星。
この笑顔は本当に俺の心を癒してくれる………
「「「………」」」
星と見つめ合ってると物陰から視線を感じ、そっちを見てみると、こっそりと覗く3人が………
「………何してる?」
「えっ!?あっ、いや………」
「そ、その………ちょっと面白そうやと思って………」
「なのはお姉ちゃんのそっくりさん、ちゅーしないの?」
「ヴィ、ヴィヴィオちゃん!!」
この世界のヴィヴィオは中々ストレートらしい。………まあ子供なんてそんなものか。
「………はやて、なのはオハナシ………します?」
「「ご、ごめんなさい………」」
さて、星のオハナシで地獄を見た後、ヴィヴィオちゃんと公園で遊んだ俺達。
「はやてお姉ちゃん来いー!!」
プラスチックのボールにバット。
投手ははやてでキャッチャーは俺。そしてバッターがヴィヴィオ。
「ふっふっふ………私の魔球、消える魔球を打つことが出来るかなヴィヴィオちゃん………」
悪役っぽく、丁寧な標準語
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