第六話 エトワール、または舞台の踊り子その四
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「そう、それだよ」
まさにその星座からだ。話す十字だった。
「その正義の女神アストレイアが持っている天秤だね」
「あの神話では女神は邪悪の多さに嘆いて人の世を後にしたね」
「ですがそれはですね」
「実は違うのですね」
「この世には確かに悪は多いよ」
このことは否定しなかった。十字も。
だがそれと共にだ。彼はこうも言うのだった。
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