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『外伝:紫』崩壊した世界で紫式部が来てくれたけどなにか違う
(!閲覧注意!)あたしは引き続き、香子を嬲る。
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て離れられないようにする。
ああこれ聞いたことある。だいしゅきホールドだ。
さらに手も首の方へと回し、絶対に逃がさないよう完全にホールドされてしまった。

「大丈夫。やめないよ。」

そう言うも香子はホールドをやめない。
口の端からヨダレを垂らし、普段はそうそう見れない快楽で緩みきったその表情。
でも目だけはきっちりとあたしを見ている。いや、あたししか見えていない。
もっと欲しいと、もっと激しくしてくださいと目で訴えている。

「あおい、さま…っ?あおいしゃま?もっと、もっと?」
「あーはいはい。わかったよ。」

そこまでねだられるのならもう手加減はしない方がいいと思い、杭打ち機の様に香子に欲望を打ち付けてあげる。

「ほら…どう…っ?」
「い"っ?い"い"れすっ?ぎぼぢいいれすっ?おぐまで突かれて…おがじぐなりばずっ?」
「ははっ、大丈夫。もうおかしいよ。」

静かな夜の中庭に、肉同士のぶつかる音と彼女の獣のような喘ぎ声が響く。
おそらくこの図書館を通り過ぎる人がいたとしたら、この声が紫式部のものだと気づかないだろう。
まぁ、こんな深夜に人なんて来ないだろうけど。

「…っ??」
「わ。」

体勢を変えられる。
香子が起き上がり、私が倒されて上下が入れ替わる。

「はーっ?はーっ?ふー…ふーっ?」

荒い吐息がかかる。
彼女はあたしの上に跨ると、無我夢中で腰を動かした。

「はっ、はぁ…ぁああっ??」

欲望を貪って、さぞや嬉しそうに口元を歪めて、犬みたいにだらしなく舌を垂らして、
みんなの知らない、ホントの香子。

「あおい、さまっ…?」

あたしの腕を掴み、自分の胸に無理矢理押し付ける。

「揉めってこと?」
「…はいっ?できれば、らんぼうに…?」
「あーはいはい。そういうこと。」

乱暴にして欲しいとお願いされればもうそうするしかない。
スケベな本性を隠すことをしなくなった香子の欲望はどんどんエスカレートする。
危険な獣は、本当に危険だったのだ。

「あおいさまっ?いい、ですか?イッて、いいですか?」

許可を求める。
それに対しあたしはただ頷く。
どうせならイク瞬間にあたしもイッて一番奥に出してやろう。
そう思い、彼女が腰を落としたその瞬間に、

「んっっ!?ぐゅぅううっ????」

意地悪して突き上げてやる。
すると歯を食いしばって絶頂を耐えようとするもまるで意味をなさず、

「あぁぁぁだめ…そんなことをしたらぁっ?…いぐいぐいぐい…ぐぅっ???」

吹き出す潮。背中を反らして盛大に果てた。

「お"っ…おお"っ?お"ぉぉ…?」

余韻をひとしきり楽しみ、それからへたりとあたしへ倒れ込む。
しばらく動かない
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