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『外伝:紫』崩壊した世界で紫式部が来てくれたけどなにか違う
(!閲覧注意!)あたしは引き続き、香子を嬲る。
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開いた。

「霊基が治ってるんですもの。有り得ないペースで。」



へカーティアの説明はこうだった。

香子の霊基は今、先日かけられた呪いによってズタボロの状態。
療養すれば少しづつ治るものの、今日確認しに来てみれば驚くことにほぼ完治している。

あたし自身、サーヴァントを治す方法はほぼ知らない。第一魔術師でもないし。

「あのさ、へカーティア。」

と、そこでソフィーが割って入った

「”ソレ”じゃないかな?」

ソフィーが指さしたのはあたしの下半身。
おそらくまだ消えずにぶら下がっているいちもつのことだろう。

「これ…?」
「そう。葵はさ、昨日紫式部に抜いてもらったんだよね?」
「うん。まぁ…。」

あの日、抜いてもらい、さらに犯した。
それから数日何度も暇さえあれば香子を欲望の赴くままに犯した。

「じゃあそれだよ。」
「いや…それとこれとどう関係が?」
「ほら、魔力供給ってあるじゃない?」

魔力供給。
マスターがサーヴァントに魔力を渡す事であろう。
しかし今は、本来の意味とは少し異なり身体を重ねることを意味している。

確かにあたしは、俗に言う魔力供給をした事になっている。

「魔力は体液に宿りやすい。キミの精液を香子が摂取し、魔力として体に取り込んだ。原因としてはそれしか考えられないよ。」
「でも…あたしはただえっちしただけだよ?」
「うん、そう。それなんだ。」

サーヴァントとマスターは繋がっており、”パス”として普段から魔力を供給されてるらしい。
食事をする、身体を重ねる、それで魔力はいくらか回復できるらしいがそれは最悪の効率であり、なんなら魔力のやどった宝石、今ここで言うならば聖晶片などを摂取させた方がずっと効率が良いというもの。

というのを、なにかの本で読んだ。

「もしかしたらそのふたなりおちんちん自体がおかしいのかも…。」
「ぶっ!!」

ごめん、思わず吹き出しちゃった。

「葵…ボクは真剣に話してるんだけど…。」
「ごめん…。」

真顔で”ふたなりおちんちん”だなんて言われたら誰だって笑うに決まってる。
それに言ってしまえば、エリザベートとそのマスターの二名からぶっかけられた次の日に生えてたこと自体がおかしくて仕方がないのだけど。

「でもまぁ、いいんじゃないのかしら?葵は欲求が解消できる。紫式部は霊基の修復が出来て一石二鳥じゃない。」
「へカーティア!ボクはさっきから真面目に…」

あれやこれや調べてもらうものの、結局は分からずじまい。
地獄の女神様とやらの助力もあったものの、イチモツの正体は分からずなぜ生えたのかも謎のままだった。


?

それからというもの、あたしの欲求はどんどん歯止め
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