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ポケットモンスター『オリジン』
メタる。プロローグ。
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Vが置いてある。寝室は二階に三部屋ある。
作りはポケモンファイアレッドの主人公の家のリビングと同じだ。家の立地も同じだ。
『あら、おはよう。レッド』
そしてなぜか名前まで同じだ。
『おはよう。おふくろ、親父。』
『おはよう。』
父と母にいい終えると、俺は雑談しながら朝食に加わった。

俺の名前は紅月烈人。 俗に言うキラキラネーム保持者だ。あだ名はレッド。まんまだなw

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朝食、皿洗い、歯磨きを終え部屋に戻ろうと階段に歩き始めた時に親父が話しかけてきた。

『明日だな。近頃は戦いもだいぶ変わっている。ただ、安全に旅をして戻ってくるだけでもいいんだぞ』

『冗談。こう見えて親父の血はひいてるからいいとこまでやると思っててよ。』

『そうか。』

短い会話だ。だがそれがいい。

自室に戻り、約束の時間までかんがえる。………


整理するにこの世界はポケモン世界だが俺が知ってるポケモンの知識には当てはめない方がいいだろう。
世界もポケモンも何もかもが違う。
まず、古くからの慣習として数えで10になった子供をポケモンと共に旅に出し、知識や経験を積み、成長させるというものがあった。
現在の世界では危険すぎて誰もやらない。5年前と3年前に世界が大きく変わった。
まず、俗にいうダンジョンが世界各地に出現。それに伴い、種の爆発が発生。ホウエン大災害、シンオウ事変、ジョウト、カントー争乱が発生。
これが5年前のできごと、3年前は超越種の襲撃が頻発し、カントー全域が戦火に包まれた。
治安は確実に悪化した。街から街にはキャラバンでいかねばならないほどポケモンは凶暴化。
またセキエイコウゲン、シオン、ハナダ、ヤマブキ、タマムシ、セキチクは維持が困難になり都市ごと一時放棄された。放棄されたが今だに退避せずポケモンと戦いながら住む人も多い。
現在、クチバ、ニビが人類側の最前線。状態は落ち着いたが、まだ人数が足りない。
そこで人数不足を補う為に、R&S社とカントーポケモンセンター協会、ポケモンリーグはある計画を発案、二年前に実行に移した。
冒険者育成プログラム。古くからの慣習で実際の戦える年齢は引き下げられている為、11才から基礎教育を行い、12才で基礎訓練。13才でポケモンを受領し、冒険者として各地に旅立つというものだ。俺もこれを利用し旅立つ。
ここ、マサラタウンは三年前からクチバに次ぐ港湾都市となるよう、開発が進んでいる都市だ。
マサラには生活物資や建築物資が、クチバには戦闘補助物資が運び込まれている。
トキワ、グレン、マサラに各都市の難民が流れ込んだため、居住区に重きを置いた街に再開発されている。
また、グレンに四天王が配属されており、海路が寸断され
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