第六話 エトワール、または舞台の踊り子その三
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達ですが」
「彼等はおそらく手先だね」
あの四人についてもだ。十字は言及した。
「小悪党。けれど小悪党程ね」
「下劣で卑しいですね」
「悪は大きければ大きい程純粋なものになるんだ」
悪を熟知している、まさにそうした言葉だった。
「そう。そして小さな悪はね」
「小さいからこそですね」
「悪はその人物の器に比例するから」
だからだというのだ。十字の悪への見方が今語られていく。
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