第五話 愛の寓意その七
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
のだ。
「だからね」
「成程ね。わかったわ」
「確かに理事長さんは出て来ないけれどいつも十階におられるそうだから」
「その誰も入られない」
「うん。そこにね」
姿は見せないがいるというのだ。この塾にだ。
「おられるよ。それじゃあだけれど」
「それじゃあ？」
「家に帰るよね、これから」
塾が終われば帰宅するだけだ。それで言った言葉だった。
「コンビニとかは寄る？」
「寄り道はよくないわ」
すぐにきっぱりと言った雅だった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除