第五話 愛の寓意その三
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それ位頑張るのよ」
「雅は厳しいなあ。本当に」
「だから厳しくて当然よ。私も勉強頑張るから」
厳しい口調で話す雅だった。
「猛もね。それによ」
「それに?」
「入塾試験だけれど」
その話になるとだ。雅は。
顔を曇らせて困った顔になってだ。こう話すのだった。
「私不安だし」
「だから絶対のどのクラスには入られるよ」
「いえ、それでもよ」
「それでもって?」
「猛一人で大丈夫なの?」
その彼の顔、自分に向けられているその顔を見てだった。
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