暁 〜小説投稿サイト〜
展覧会の絵
第四話 インノケンティウス十世像その十二
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
して背景は赤黒く何処か禍々しい。その老人の肖像画を観てだ。
 神父はだ。十字に対して言った。
「ベラスケスですね」
「うん、かつての法皇様だった」
「インノケンティウス十世」
「その方を描いたものだよ」
「確かにこの方は法皇様でしたが」
 だがそれでもだとだ。神父はその言葉を濁らせた。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ