十香ラストティアー/お前の罪を数えろ。
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フィリップ「成程、君達の事情は概ね理解した」
竜から渡された資料を読み上げるとフィリップは士道のガンマドライバーを手に取る。
フィリップ「ミュージアムを由来としないガイアメモリとドライバー、そして異世界の存在と世界融合、僕たちの世界はどうやら目の前にいる君によって大きく変わってしまった。そしてこの世界で異世界の技術を使って戦っているのがライブジャスティスと言う訳だね」
士道「そういう事になります」
亜樹子はガイアメモリを手にする。
亜樹子「それにしてもロマンチックな設定のメモリだね〜精霊の力のガイアメモリなんて」
士道「えっと……」
亜樹子「ああ、紹介がまだだったね、私は鳴海亜樹子、この事務所の所長だからなんなりと」
士道「はい、よろしく」
翔太郎「それであんたの言ってる事が本当なら、俺達の追ってる事件は異世界絡み、そしてアイザックを倒す為に力を貸してほしいってのが依頼か?」
士道「はい、アイザックを倒すにはこの街にいる仮面ライダーを頼れを聞いてきたので、お願いできませんか?」
すると翔太郎は士道を見つめ、一つの質問を投げかける。
翔太郎「助けるのは良いが一つだけ聞きたい、アイザックを倒す事、それはあんたにとって何の意味がある。内容によっては力を貸す事は出来ない、仮面ライダーの力と言うのは決して自分の何かを満たす力じゃない、お前はアイザックをどう思っているんだ?」
士道は旧世界での出来事を思い出しながらそれを答えた。
士道「アイザックは俺の全てを奪った男だ、許そうとも思ってない。俺だって好きでこの戦いをやってる訳じゃないし自分のしたことが正しいかなんて俺には分からない。
でも一つだけ確かなのは、俺には連れて帰れなきゃいけない大切な人がいる、笑顔で迎えてくれる仲間がいる、その人たちを、これ以上泣かせない為にも、その元凶を断ち切りたい。
それが俺の今の気持ちです」
翔太郎は話を聞き入れると納得した。
翔太郎「わかった、その依頼、引き受けよう」
竜「こちらでも話を進めておく、彼を頼んだぞ左」
プルルル プルルル
翔太郎「この音は?」
士道はフェザーの内側からスタッグフォンを取り出す。
フィリップ「紫のスタッグフォン、見慣れないガジェットだ」
士道「すみません」
士道は電話に出るとそこには……
アイザック「やあ、今は鳴海探偵事務所にいるようだね、イツカシドウ」
士道「アイザック!!」
アイザック「大方風都の仮面ライダーと結託かな?」
士道「そこまでの情報、神蝕篇帙の力か……」
アイザック「ご名答、まあ、お喋りはこのぐらいにして君に大事な事を伝えよう」
士道「大事な事?」
アイザックは人差し指でディアボロスメモリ
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