第百二十一話 張勲、昼に寝るのことその六
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らないつもりだ」
「何か色々あり過ぎよね」
馬岱もそのことについて言う。
「私もあちこちで心当たりあるけれど」
「私もな。実は天和にな」
公孫賛もいるのだ。彼女の主張は。
「何か浅からぬ因縁を感じる」
「あんた誰や?」
その公孫賛に突っ込みを入れたのは張遼だった。
「見ん顔やがこっちの世界の人間かいな」
「そうだが。知らないのか」
「知らんから尋ねてるんや」
悪意も何もなくだ。張遼は真剣に問い返す。
「ほんま誰やねん」
「公孫賛だ。本当に知らないのだな」
「そうか。西園とか寺とかとちゃうんやな」
「そっちの方が有名になっているが違う」
困った顔で返す公孫賛だった。
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