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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百七十一話
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「吶喊だ」
正面にGNフィールド、エネルギーバリア、更にプリズムの魔法を展開してまっすぐ突き進む。
二層の障壁で減衰した光はプリズムで横に逸れていく。
避ける事をやめたので距離はぐんぐん詰まる。
奴さん狙撃のためか舐めプしてるのか防御に自身があるのかそれとも素人なのかわからないが一歩も動きやがらねぇ。
真正面から迫る光を反らしつつ進み、彼我の距離100mを切る。
空中戦の間合いとしては中距離。
距離を詰めている間にも倍加のサイオン波は聞こえている。
そろそろしかけてくるだろう。
(BBBBBBBBBBBoost!!!)
(Transfer!)
多連ブーストだと?
「決める気だな!」
プリズムとGNフィールドをカットし、両手にアンカーショットガンを量子展開。
アンカーショットガンはダークハウンドの物をベースにした捕縛用武装である。
アンカー・ショットガンではなくアンカーショット・ガンなのがミソ。
さぁHANASHIAIの時間だ。
奴の銃口が光る。
チャージタイム0.5秒。
その間に機体をスッと横にずらしながら、両手に構えたアンカーショットを構える。
避けた俺の側方を通過したレーザーは、ただのレーザーだった。
そう、ただのレーザーである。
強化されていないただの対空艦載レーザー。
「あ、やっべ」
マルチサイトでよくよく見ると、奴さんのレーザーライフルの後方、マガジンが2つついてやがる。
エネルギーを譲渡したのはライフルにではなく片方のマガジンへ。
避けた先に本命のレーザー。
アンカーショットを打つために前面を晒していた俺の胸を直径15センチ程の赤黒いレーザーが穿く。
エネルギーフィールド、装甲、ムーバルスーツ、皮膚、骨、心臓を貫き背中のGNドライヴまで貫通した。
熱い。
痛い。
肉体ではない。
魂が痛い。
心が痛い。
『GNドライヴ破損 パージ』
背中からガコンとおとがした。
GNドライヴのパージが実行される。
アンカーショットガンが手から溢れる。
思わず片手で胸を抑える。
ゴポッと口から血があふれる。
肺も穴空いてるし、声は出せんな。
「ナイスファイトだレディ!」
魔法で無理やり空気を震わせる。
落ちる。
真っ逆さまだ。
(ますたー? 死なないよね?)
(おいユートピア?)
落ちる中、少し遠くで空間が揺らぎ、穴が空いた。
投棄したドライヴに仕込んでいたタナトニウムカプセルは無事起動したようだ。
地表スレスレで、オートパイロットが作動した。
いや、たぶん橙が動か
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