第百二十一話 張勲、昼に寝るのことその五
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この二人やはり只者ではない」
王虎が断言した。腕を組み。
「仙人か何かであろう」
「元はどんな生きものだったんだ?」
テリーもだ。今は真剣に疑っている。
「仙人って人間以外でもなれたんだよな」
「そうじゃ。石や琵琶でもなれる」
タンが弟子にこう説明する。
「それこそ何でもじゃ」
「じゃあ何からこうなったんだ?」
テリーは師の話を聞いてあらためて述べた。
「こんな妖しい仙人に」
「仙女と言って欲しいわ」
「美しい乙女なんだから」
妖怪達は身体を左右にくねらせつつ主張する。
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