第百二十話 于吉、埋伏を作らんとするのことその九
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「はい、わかっています」
こう返すウィップだった。
「お酒は飲んでもですね」
「飲まれるな、な」
「それはわかってるな」
「はい、どんなに飲んでもそれはありません」
ウィップ自身も言う。
「ワインについても他のお酒についても」
「バーボンなんかは強くてな」
ラルフはバーボン、彼の国のアメリカの話をはじめた。
「油断してるとすぐに酔い潰れるからな」
「ウイスキーもだな」
クラークはこの酒の話をする。
「あれもきついからな」
「ストレートで飲んだら余計にな」
「くるからな」
「強いお酒には注意ですね」
レオナもそのことを言う。
「身体にも」
「ああ、ウォッカは特にな」
「あれはもう爆弾だよ」
「ちょっと飲んだらノックアウトされるからな」
「とんでもなく寒い場所でないと飲むのは危険なんだよ」
「ウォッカといいますと」
ウィップの知っているウォッカはというと。
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