五河リベレイト/魔王のライダー
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ガンマドライバーの技術を提供したのは俺でもある、まあ言うなれば澪と同じ様なものだと思ってくれ」
男はコーヒーを飲み干すと強張る士道に多少の疑いを消すべく助言をした。
???「お前、アイザックを倒したいんだろう?」
士道「勿論、その為にここまで来たんだ」
???「だが、闇雲に戦って勝てる相手じゃない、だからお前の世界、風都にいる仮面ライダーに協力してもらうのがセオリーだ」
士道「風都のライダー?」
男は白いカーテンのような物を展開すると士道を現実世界に帰るように促す。
???「風都のガイアメモリ犯罪のプロフェッショナルがいるのは、かもめビリヤード二階、鳴海探偵事務所だ。その先を抜けたらすぐにつく」
士道「誰だか分からないけど、恩に切るよ」
士道はカーテンに潜り、現実世界に戻った。
???「フッ……」
一人残された男は赤い謎のカードを手に、不敵に笑うのだった。
士道「ここか……」
かもめビリヤードの看板を見つけ、中に入ろうとした瞬間……
???「やはり、ここに来ると思っていた」
赤いジャケットのバイクの男、男は胸ポケットから警察手帳を見せる。
???「超常犯罪捜査課の照井竜だ、お前の事はお前の仲間たちから事情を聞いている」
士道「五河士道です、もしかして、俺を逮捕に……」
竜「そうは言っていない、あれだけの騒ぎを起こせば当然、蛭川の件もこちらで既に対処済みだ」
竜はバインダーを手に、前を歩く。
竜「このバインダーには君たちに関わる一連の情報が全て書いてある、ここに相談に来たのなら俺が仲介してやる、入れ」
士道「それなら……」
扉を開けるとそこには……
亜樹子「あ、いらっしゃい、依頼人さんかな?」
竜「いや、彼は今調べている事件の重要参考人だ。二人はいるか?」
すると部屋の奥から……
翔太郎「鳴海探偵事務所へようこそ、依頼人さん。俺は左翔太郎と言う者です」
士道「五河士道です、よろしく」
そして後ろでソファーの上で本を熟読する人が突然起き上がった。
フィリップ「初めまして、僕はフィリップ。照井の話によると君も仮面ライダーらしいね、興味深い」
士道「君も?じゃあ、やっぱり……」
翔太郎「あんまり大きな声で言えないが、俺達が風都の仮面ライダー、その名もダブル」
竜「そして俺が仮面ライダーアクセルだ」
士道「あなたたちが……」
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