暁 〜小説投稿サイト〜
恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
第百二十話 于吉、埋伏を作らんとするのことその六
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話

「レオナさんは」
 孔明も鳳統もだ。そのことを聞いて通訳。
「またオロチが出て来ればそれで、なんですね」
「オロチの血が覚醒するんですか」
「俺は大丈夫だけれどな」
 山崎は今度は面白そうに笑って述べた。
「俺はオロチの血なんて全く関係ねえんだよ」
「それ何でや?」
 張遼が不思議そうにその山崎に問うた。
「あんたもオロチやっちゅうのに」
「俺は俺の生き方をするだけなんだよ」
 そうだと答える山崎だった。例え闇社会に生きていてもだ。
「世界がどうとか関係ねえんだよ。それにな」
「それに?」
「それにっていいますと」
「入れとか運命に従えとかいうのは嫌いなんだよ」
 山崎の考えではないというのだ。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ