第百二十話 于吉、埋伏を作らんとするのことその三
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「それじゃあ行くか」
「船にな」
二人はウィップを連れてだ。港に向かった。レオナは港から離れた天幕のところにいた。そこで一人で待機することになった。しかしだ。
そこにだ。ゲーニッツが来る。ミヅキもだ。そうしてだった。
後ろからだ。レオナに囁くのだった。
「貴女は」
「!?」
「忘れてはいませんか」
こうだ。ゲーニッツが囁くのである。
「貴女の為すべきことを」
「私の為すべきこと」
「貴女はここにいるべき方ではないのです」
こう囁き続ける。
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