第四百九十九話 集結ーコンセントレーションーその二
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「これから」
「はい、こちらこそ」
「まあ色々な人がいるけれどね」
「それでもですね」
「基本悪い人はいないから」
ファリアに笑顔で話した。
「安心してね」
「中にはとんでもない屑もいますが」
めぐみんも言ってきた。
「おおむねいい人達です」
「屑?」
「この男です」
ジト目で和真を指差して言った。
「まさに屑なのね」
「そんなに酷いのですか」
「人の下着をスチールで取る位」
「今はしてないだろ」
その和真からクレームが来た。
「俺もな」
「しかししましたので」
「それで言うのかよ」
「はい」
こう和真に返した。
「そうです」
「しかしそれを入れても和真もいい奴だからな」
昴が笑顔で言ってきた。
「安心してくれよ」
「そうなのですか」
「ああ、俺は別にそうは思ってないしな」
屑とはというのだ。
「本当にな」
「私達に何もしないしね」
「そうよね」
源ももは相模楓の言葉に頷いた。
「言われてみれば」
「めぐみんちゃん達にはそうしても」
「むしろ色々助けてくれて」
「いい人よ」
「まあ悪人はいないということね」
「そうよね」
犬吠埼樹は姉の言葉に頷いた。
「今ここにいる人達には」
「これといってね」
「だから安心していい」
ヘスティアは胸を張って口を大きく開けて笑って豪語した。
「皆仲間だしな」
「ちなみにこいつも女神やで」
ロキがこのことを言った。
「そしてうちもな」
「神様もいるなんて凄いね」
「そうだな」
ガレスはジョウの言葉に頷いた。
「れも普通にあからな」
「かなりのものだよ」
「そうだな」
「妖怪もいるわよ」
猫娘が笑って言ってきた。
「宜しくね」
「うん、こっちこそね」
ジョウは笑顔で応えた。
「仲良くやっていこう」
「それじゃあね」
「この世界のことも教えてくれるか?」
ホークはセブンナイツの面々にこう声をかけた。
「これからな」
「わかった」
ギルタンが応えた。
「それではな」
「おう、頼むぜ」
「しかし豚が喋るのだな」
ギルタンはこのことについてふと思った。
「そうした世界もあるか」
「俺は元々煉獄の豚だからな」
「だからか」
「俺達の世界の煉獄だと豚も喋るんだよ」
「それで君も喋るか」
「そうなんだよ、だから不思議に思うなよ」
「わかった、ではな」
ギルタンは頷いてそうしてだった。
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