ハーケン会戦〜激突の時〜
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してシャロンがエウシュリーちゃんを召喚すると、エウシュリーちゃんを加えたアルゼイド子爵達はシズナとの戦闘を開始した。
「――――皇太子殿下達の”協力者”の方々はそれぞれ始められました。後は皇太子殿下達です。」
「”騎神”達を呼ぶなら私達の事は気にせず、心置きなく呼ぶといいでしょう。”騎神”達に乗り込む前の貴方達を攻撃して制圧するといった卑劣な真似は致しません。」
それぞれの状況を確認したオリエは静かな表情で呟き、リアンヌはクロウとセドリックを見つめて宣言し
「ハッ、そりゃどうも!――――――誰が俺と皇太子殿下と共に”槍の聖女”達の相手をする!?」
「俺は当然加勢するに決まっているだろうが!」
「私やフィー君達も加勢したい所だが……黒獅子の学級の相手もしなければならないから、私達は止めておくよ。」
「わかった!来い、蒼の騎神オルディーネ!!」
「出でよ、紅の騎神テスタロッサ!!」
リアンヌの宣言を聞いたクロウはアッシュとアンゼリカの答えを聞いた後セドリックと共にそれぞれの騎神を呼んだ。するとオルディーネとテスタロッサはそれぞれ”転位”でヘクトルと共に現れ、クロウ、セドリック、アッシュはそれぞれの機体に乗り込んだでリアンヌが駆る銀の騎神アルグレオンとオリエが駆るシュピーゲルと対峙した。
「……フフ、さすがはエステル殿達。”相克”対策は完璧と言っても過言ではありませんね。」
「そ、そういえば……”大戦”――――――周囲に凄まじい”闘争”が起こっているにも関わらず、”相克”は発生していませんよね……?」
「ハッ、これでお互い消える心配は無いから存分にやり合えるって訳か……!」
「二対三か……先に双剣使いのシュピーゲルを潰して、”槍の聖女”をフクロにできりゃ、オレ達にも勝機はあるぜ……!」
静かな笑みを浮かべて呟いたリアンヌの言葉を聞いたセドリックはある事に気づき、クロウは鼻を鳴らした後不敵な笑みを浮かべ、アッシュはセドリックとクロウに作戦を伝えた。
「騎神でない私の機体の制圧を最優先にし、制圧後銀の騎神に集中攻撃する……戦略としては悪くありませんが、”ヴァンダール流双剣術”の”皆伝者”である私を甘くみて頂いては困ります。”双剣のヴァンダール”の真髄、とくとお見せ致しましょう。」
アッシュの作戦を聞いたオリエは静かな表情で呟いた後全身に闘気を纏って答え
「今回は今までのように”準起動者”達の支援は得られないでしょう。――――――だからといって、手を抜くつもりは一切ありません。”自身の運命”を受け入れた貴方方の恩師の運命を変えたいのならば、持てる力を全て振り絞りつつ諍うといいでしょう!!」
リアンヌはクロウ達に宣言をした後クロウ達との
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