暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
ハーケン会戦〜激突の時〜
[11/12]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
戦闘を開始した。



「――――――さてと。後は貴方方のようですが……今までの話を聞いてもなお、リィン達の邪魔をするつもりですか?貴方方の目的である”エレボニアの存続”が叶う事は”確実”なのですし、ヴァンダイク元帥も”既にこの大戦での敗戦を悟り、自身の死によって今もなお戦い続けているエレボニアの兵達の心を折る為にリィン達との決戦に挑んでいる”と理解しているにも関わらず、リィン達や我々どころかヴァンダイク元帥の目論見も潰すつもりなのですか?」

「当然潰すに決まっているでしょう!?あんた達のふざけた思惑もそうだけど、学院長の早まった真似をあたし達が”はいそうですか”と受け入れる訳がないでしょう!?」

「例え学院長の意志に反してでも、私達は学院長を救います……!」

「”身内は例外なく全て救う”……それがオレ達”紅き翼”が今まで介入してきた”大儀”でもあるのだから、今更それを反故にするような事はできない……!」

「それに何よりも今までお世話になった学院長がトールズの生徒の一人であるリィンに討たれるなんて悲しい結末を私達が黙って見ている訳にはいかないでしょう……!?」

「俺達に学院長の事を託したオリヴァルト殿下の為にも……!」

「そして心の奥底では学院長を討ちたくないと思いながらも僕達やエレボニアの為に戦っているリィン達の為にも……!」

「僕達は絶対に退かないぞ……!」

セシリアの問いかけに対してサラは怒りの表情で答え、エマ、ガイウス、アリサ、ユーシス、エリオット、マキアスはそれぞれ決意の表情で答え

「―――――だったら貴方たちのその往生業の悪さ、ここで打ち砕くまでよ。」

「今こそ思い知らせてやろう――――――俺達黒獅子の学級(ルーヴェン・クラッセ)の絆と力を。」

「お前達は仮にも内戦を含めて今までの戦いを生き抜いてきたんだ……せめて、肝心な戦いは全てリィンとセレーネ任せだったという汚名を返上するくらいの力は見せろよ……!」

「上等……!」

「そっちこそ、Z(ぼくたち)の絆と力、思い知れ〜!」

「ついでにロゼや同族達をアンタ達メンフィルの思惑に巻き込んだ恨みも晴らさせてもらうわよ……!」

「我らの全身全霊を持って、其方達を超える……!」

エマ達の決意に対してエーデルガルト、ディミトリ、クロードはそれぞれの武装をアリサ達に向けて宣言し、エーデルガルト達の宣言に対してフィーとミリアム、セリーヌ、ラウラはそれぞれ真剣な表情で答えた。

「エニグマリンクオン!みんな!連携を決して絶やさず、一人ずつ確実に制圧して、リィン君達と学院長達の所へと辿り着く”道”を切り拓くよ……!」

「最初から最後までフルスロットルで行くよ、みんな!!」

「おおっ!!」


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ