ハーケン会戦〜激突の時〜
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「”騎神”二体に”神機”、そして後方からの支援攻撃を行う”ケストレル”、準起動者達による援護に加えて”黄金の羅刹”と”紅き暴君”の加勢は幾ら機甲兵の中でも圧倒的出力・装甲能力がある”ゴライアス”でも”分が悪すぎる相手”だな……」
「ヴァンダイク元帥にとっては”最悪の布陣”ですね……」
オーレリア将軍達の登場にラウラは真剣な表情で声を上げ、ガイウスは複雑そうな表情で呟き、ジンは重々しい様子を纏って呟き、エレインは厳しい表情で推測を口にした。
「クソッ、ボヤボヤしていないでとっとと行くぞ!」
「――――――それを私達が許すとお思いですか?」
そしてアッシュがアリサ達に先を急ぐように促したその時、リアンヌが静かな表情で指摘した。
「エリンの郷でのお前達への宣言を実行するという意味もあるが、リィンの友人として友人が目指し続けている”道”に必要な手柄の邪魔はさせん!」
「そして同時にメンフィル帝国軍の軍人として、我が軍の犠牲を可能な限り抑える事ができる”軍事作戦”の邪魔をすることは見逃せないわ。」
「ついでにリィンの友人として、”戦争をどちらの犠牲も出さずに終結させるみたいな考え”は所詮は”本物の命の奪い合いの戦いを経験した事のない甘ったれな考え”で、お前達の考えは”間違った考え――――――現実的ではない考え”で、リィンの考えが”正しい考え――――――現実的な考え”である事を教えてやるよ!」
「ぬかせ……ッ!」
「例えそれがエレボニアの為であっても、学院長の――――――”私達トールズの身内が犠牲になるやり方”を黙って受け入れる訳がないでしょう!?」
「何としても押し通る……ッ!」
それぞれ決意の表情を浮かべて宣言したディミトリ、エーデルガルト、クロードに対してユーシス、アリサ、ガイウスもそれぞれ決意の表情で答えた。
「僕達”騎士団”の事も忘れてもらっては困る!」
「ええ……!Z組の好敵手として……そしてトールズの”意地”を示す為にも、貴方達を超えさせてもらいますわ!」
ユーシス達に続くようにパトリックとフェリスがそれぞれ決意の表情で答えたその時
「フフ、意気込みがいいのは認めるけど、君達の相手は”彼ら”だよ。」
意味ありげな笑みを浮かべたシズナが片手を軽く挙げると、突如パトリック達”騎士団”の面々の周囲に煙が発生した後煙が消えると”斑鳩”の”忍び”達が包囲するように現れた!
「おおっ!?な、何だね、君達は……!?」
「誰であろうとヴィンセント様をやらせはしないわよぉ!!」
「い、一体何者だ!?俺達もそうだが、教官達の誰も一切の気配を感じられず、包囲されていたなんて……!?」
「”斑鳩”の副長であるシズナ様の呼びかけによ
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