Lv68 破邪の刻印
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からどうするんだ? 何か用事でもあるのか?」
「え? 俺ですか。そうですね……まぁ用事というほどの事はないんですけど、仕事が片付いたら部屋に来てほしいと、あるお方から伝言がありまして」
「そうなのか。残念だな、少し手伝ってほしい案件があったんだが、また次回にするか。ところで、あるお方って誰なんだ?」
「シャールさんですよ」
俺がそう言った直後であった。
2人は突然、ヤバいモノを見るかのように目を見開き、口元をヒクつかせたのであった。
なんか知らんが、あまり良い感じの表情ではなかった。
「コータローさん……行くと返事したのですか?」
「ええ、まぁ……」
すると2人は顔を見合わせ微妙な表情になったのである。
(な、なんだ一体……なんかあるのか)
俺がそんな事を考えていると、アヴェル王子とウォーレンさんは苦笑いを浮かべ、こう告げたのであった。
「コータローさん……シャール様の所に行かれるのでしたら、薬草と毒消し草と満月草を持っていくことをお勧めします。あと、できれば長居はしない方が良いかもしれません」
「はは、まぁあれだ。あんま無理はするなよ、コータロー」と。
非常に不安になったのは言うまでもない。――
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