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聖国のジルフリーデ 〜勇ましき姫と気高き女騎士と、男勝りな女戦士と妖艶な女盗賊は、媚薬の罠に乱れ喘ぎよがり狂うも、心だけは屈しない〜
触手編 勇壮なる女騎士と女戦士は、触手陵辱に乱れ狂う
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交配本能を刺激する淫液を、さらに注入するためなのか。ラフィノヴァを襲う触手の1本は、白くむっちりとした巨尻を這い回ると――「後ろ」の秘所、「菊門」へと侵入する。

「ほぉおお……おぉおおおんっ!?」

 ある意味、秘所よりも遥かに屈辱的な場所に挿入されたラフィノヴァは、激しい恥辱と未知の快楽に目を見開いていた。

「んぉおっ、ほぉおおぉ〜っ……!」

 穴という穴を突かれ、嬲られ、解されることへの屈辱と快感。その「領域」に引き摺り込まれてしまった女騎士は、上気した貌のままだらしなく舌を突き出している。

 艶やかな口元から滴る唾液と全身を伝う芳しい汗は、ラフィノヴァの肉体が淫欲に沈んでいる事実を如実に語っていた。

(……! い、いかん! もうすぐ出る、出されてしまうッ! この私の子宮が……魔物の子種で穢されるぅぅうっ!)

 やがて、ラフィノヴァの秘所に挿入している触手は「ラストスパート」に突入しようとしていた。

 徐々に加速して行く抽送の勢いと、膣内でさらに膨らんでいく逸物の脈動から「射精」の予兆を感じ始めていた女騎士は、絶望の表情で下腹部を見下ろしている。その白く豊穣な肉体はすでに、触手の先端部から放たれる精液を受け入れようとしていた。

 ジルフリーデに仕える騎士として、戦いの中で命を落とす覚悟ならとうに出来ている。だが、人間ですらない魔物の子を胎内に宿す覚悟など、出来るはずもない。

 人間として戦って死ぬのではなく、魔物の苗床として飼い殺される。それは、どんな拷問にも勝る尊厳の破壊なのだ。

 濃厚な白濁による絶対的な「種付け」。
 その瞬間を待ち侘びるように昂りつつある肉体に対して、ラフィノヴァの心は絶望に染め上げられていた。聖国に仕える最強の女騎士ではなく、1人の女性としての剥き出しの恐怖が、その貌に現れている。

(出される、出されるッ! 出されて孕むッ! や、やめろ、やめろやめろ、やめろぉおぉおーっ!)

 そして、最高潮にまで昂った逸物の先端が、ラフィノヴァの子宮口に押し当てられた瞬間。ついに、莫大な量の精子を内包した特濃の白濁液が、「受精」の準備を整えている女騎士の胎内へと殺到する――

「うぉお……おおおおぉおーッ!」

 ――直前。ベーナゼットは上気した貌のまま瞼をきつく閉じ、咆哮を上げる。そして快楽の誘惑を振り切るように底力を振り絞ると、手足を絡め取っていた触手を強引に引きちぎってしまった。

(ヤらせない、こんなところでこいつはヤらせないッ! ラフィノヴァとはいつか、決着を付けなくちゃあならないんだからッ!)

 ラフィノヴァへの「種付け」に心血を注ぐ余り、彼女に対する拘束が僅かに疎かになっていたのである。その一瞬の緩みに勝機を見出したベーナゼットが、ここ
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