暁 〜小説投稿サイト〜
聖国のジルフリーデ 〜勇ましき姫と気高き女騎士と、男勝りな女戦士と妖艶な女盗賊は、媚薬の罠に乱れ喘ぎよがり狂うも、心だけは屈しない〜
触手編 勇壮なる女騎士と女戦士は、触手陵辱に乱れ狂う
[2/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初
と。その両方から来る怒りに身を委ねた2人は、激情のままに刃を振るい触手を両断してしまう。

 ――だが、それで終わりではなかった。むしろ、その「最初」の触手を斬ったことが呼び水だったのかも知れない。

 ラフィノヴァとベーナゼットに狙いを定めた無数の触手が、全方位から一気に伸びて来たのである。地下水の水面下から高速で這い出て来るため、2人はどこから襲って来るのかが全く読めず、あっという間に手足を絡め取られてしまうのだった。

「し、しまったッ……!」
「離せ、この、このぉッ……!」

 身動きを封じられた2人の股間に、再び触手が迫る。だがベーナゼットの秘所に触れようとしていた触手は、途中から軌道を変えて彼女の腕に絡み付いていた。
 一行(パーティ)の中でも突出しているベーナゼットの膂力は、触手も脅威になると判断したのだろう。陵辱よりも拘束を優先している触手の大群は、彼女の全身に絡み付き懸命に動きを封じていた。

「ラ、ラフィノヴァッ……!」
「んひぃいっ! や、やめっ……は、ぁあぁあうっ……!」

 だが、純粋なパワーにおいてはベーナゼットよりも僅かに劣るラフィノヴァに対しては、それほど脅威であるとは感じていないのか。彼女の手足を易々と封じてしまっている触手の群れは、悠々と彼女の鎧を引き剥がしていく。
 やがてラフィノヴァの白い裸身が露わにされると、無数の触手は無遠慮にその柔肌全てを味わうように這い回り始めた。豊穣な爆乳を掬い上げるように揉みしだく触手は、先端部を口のように開くと――桜色の頂に勢いよくかぶりついてしまう。

「んはぁあぁあうっ!」
「な、なんなんだよこの変態触手ッ……! 一体何が目的でこんなッ……ひうっ!?」

 開かれた口の奥から現れた舌に丹念に乳首を舐め回され、ラフィノヴァはその外観に思わず仰け反ってしまう。厳重に手足を絡め取られているベーナゼットの秘所も、粘ついた触手の先端にチロチロと舐められていた。

 その際に全身をぞくぞくと走り抜けて行く、異様なまでに強烈な快楽。それが触手の粘液に秘められた催淫効果であるということは、ラフィノヴァもベーナゼットも本能で理解していた。

 つい先ほどまで勇ましく刃を振るっていた2人の下腹部はすでに、淫らな疼きに浮かされている。無意識のうちにくびれた腰をくねらせ、安産型の巨尻をぷるぷると揺らしている彼女達の秘所は、しとどに濡れそぼっていた。

(人間の女を捕まえて虜にするための機能……!? だが、ただ捕らえて無力化するだけならこの触手のパワーだけでも十分なはず……!)
(人工の魔物と言っても生物には違いない、とするなら……こいつら、まさか……!?)

 女の性器を執拗に舐め回して快楽を引き出し、性交へと導こうとする触手の群れ。その最終的な目
[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ