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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百九十八話 戦闘ーバトルーその十三
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「相当に面倒な奴だってな」
「わかって」
「そしてな」 
 そのうえでというのだ。
「やっていくことだよ」
「そうなんですね」
「ただ実際にコンテニューはな」
 それはというのだ。
「出来るだけさせないでな」
「いきますね」
「普通の奴だったら死ぬってことだよ」
「はい、それは」
 ファリアもこのことは理解している、それで頷いた。
「そうですね」
「死んでも黒衣の青年やスマートレディが生き返らせてくれるさ」
「それでもですね」
「死ぬってのは気分がいいものじゃない」
 レーサーは声を曇らせて語った。
「俺が言うんだからな」
「間違いないですか」
「一度実際に死んだ奴がな」
「そういうことですね」
「ああ、だからな」
 それでというのだ。
「出来るだけな」
「死なないことですね」
「それで仲間の誰もな」
「死なせない」
「そうしないとな」
 さもないと、というのだ。
「駄目だ」
「そういうことですね」
「ああ、それじゃあな」
「壇さんもですね」
「死なせない様にな」 
 その様にというのだ。
「していこうな」
「わかりました」
「私は死んでもいいのだが」
 ゲンム自身は何でもないという返事だった。
「そうした身体だからな」
「少しは人話聞けよって言ってもないな」
 レーサーは自分で言って自分で納得した。
「お前は」
「私は自分に都合のいいことしか聞かない」
「自分で言うしな、しかしな」
「君達としてはだな」
「お前は出来る限りな」
「死なない様にか」
「したいからな」 
 だからだというのだ。
「死ぬなよ」
「コンテニューすることなしに戦うことか」
「そうだ、お前も気をつけてだ」
 そうしてというのだ。
「戦えよ」
「これで何度過労死しても大丈夫だったが」
「そういうのもよくないんだよ」
 過労死するまで働きすぐにコンテニューで復活してまた過労死するまで働きそれを繰り返す様なこともというのだ。
「人間としてな」
「だからか」
「俺達もそうするからな」 
 死なない様にするというのだ、彼が。
「そしてお前もな」
「そうした無茶と言われることはか」
「するな」
「やっぱり死なないに越したことはないですね」 
 ファリアも言ってきた。
「言われてみますと」
「そうだろ」
「はい、事実として」
 レーサーの言葉に頷いた。
「まことに」
「だからそうしていくぞ」
「死なない様にですね」
「こいつも他の奴もな」
「復活出来ても命は粗末にしない」
「何があってもな」
「わかりました、そうして戦っていきましょう」 
 ファリアは確かな声で応えた、そうしてゲンムに無茶をさせない様にして戦っていった。そうしてバグスター達を倒
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