第四百九十八話 戦闘ーバトルーその十二
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「仮面ライダーでしたね」
「そうなの、ホッピーピパポパが私の正体というかもう一つの姿で」
明日那はエレンのその言葉に答えた。
「それでね」
「仮面ライダーにもなれましたね」
「仮面ライダーホッピーにもね」
「そうでしたね」
「ええ、けれどこうしてサポートする人が少ない時は」
そうした時はというのだ。
「こうしてね」
「仮面ライダーにならないで」
「そのうえでね」
「戦ってるんですね」
「そうなの」
そうしているというのだ。
「実際に」
「そうですね」
「そしてね」
そのうえでというのだ。
「サポート役に徹していても」
「明日那さんはやっていけますか」
「私はそうなの」
「だからです」
日向はエレンに微笑んで話した。
「明日那さんは非常に頼りになります」
「戦闘もサポートも出来るので」
「そうした方なので」
「そうした人がいることもですね」
「有り難いです、戦いは戦闘だけではありません」
「こうした後方のこともですね」
「サポートもです」
こちらもというのだ。
「必要なのです」
「そういうことですね」
「ですから今回は」
明日那、彼女にはというのだ。
「こちらで頑張ってもらっています」
「専念していくわ」
明日那自身も言った。
「そういうことでね」
「これからもですね」
「やっていきましょう」
「わかりました」
エレンは微笑んで応えた、そうして彼女もカレーを食べた。休憩も摂り戦闘にも参加して戦い続けた。
戦闘が続きその中でだった。
ゲンムは戦局を見て高らかに宣言した。
「私を倒すにはやや、いや大いに不足だな」
「敵の戦力がか?」
「そうだ、まだまだだ」
こうレーサーに返した。
「不足しているな」
「そうは思わないがな」
レーサーは率直に述べた。
「俺としてはな」
「そう言うのか」
「ああ、かなりな」
「私一人で充分ではないか」
「そうしてもいいが何十回コンテニューするつもりだ」
「今は無限だから問題はない」
コンテニューをしてもというのだ。
「全くな」
「この人は本当に変わらないですね」
ファリアはある意味感心して言った。
「何があっても」
「自信満々でだろ」
「無茶なことも普通ですね」
「そういう奴だってことでな」
それでというのだ。
「こいつとはやっていかないとな」
「駄目ですね」
「そうなんだよ」
レーサーはファリアと共に戦いつつ話した、見ればゲンムも連携はしっかりと取って戦闘を行っている。
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