第四百九十八話 戦闘ーバトルーその七
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「俺達ともね」
「戦いますか」
「そうなったこともあったし」
「そうですか」
「その時は問題だよ」
実際にその時のことを思い出しつつ話した。
「強いから尚更ね」
「あの時は苦労した」
鏡が憮然として述べた。
「事実強かったからな」
「何かとあったしな、まさに強敵だった」
花家も言う。
「敵に回せば本当に厄介だった」
「そうでしょうね」
エレンはライダー達の言葉に頷いた。
「強さも性格も」
「性格は関係ない」
「いえ、ありますよ」
壇本人に答えた。
「やっぱり」
「そうなのか」
「壇さんみたいにテンションが高くて愉快犯的ですと」
壇の性格をこう指摘もした。
「もう敵に回したら」
「厄介だというのか」
「これ以上ないまでに」
「ですからスサノオがいなくなった時も考えています」
ここでまた日向が言って来た。
「何重にも備えをして」
「そうしてですか」
「二度と迷惑なことをしないさせないです」
「そうしていますか」
「既に何時でも発動出来る様にしています」
「信用していないんですね」
「彼は劇薬なので」
壇、彼はというのだ。
「ですから」
「それで、ですね」
「そうしています」
「そうなんですね」
「安心しろ、スサノオとの戦いは永遠に続く」
壇は腕を組んで述べた。
「だから私が二度と君達の敵に回ることはない」
「じゃあ万が一スサノオがいなくなればどうしますか?」
ネモはすかさず問うた。
「その時は」
「私は私にしたい様にするまでだ」
「やっぱり危険ですね」
「ネモは壇のその返事を聞いて述べた。
「この人は」
「そう、だからね」
明日那が応えた。
「この人はね」
「味方でもですね」
「目が離せないのよ」
「そういう人ですね」
「このこと覚えておいてね」
「そうします」
ネモは確かな声で頷いた、そして一行はまだ言う壇はそのままにしてそのうえでおでんと酒を楽しんだ。
その翌日であった。
朝起きて訓練をはじめようとすると戦士達の前にバグスターの大群が出て来た、それで院長は言った。
「予定変更だよ」
「今日はですね」
「戦おう」
こうファリアに話した。
「そうしよう」
「はい、それでは」
「皆変身するんだ」
院長は即座に告げた。
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