第七部
7-1
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
あそこのお店に面接のつもりで行った時、店長さんが優しくしてくれて、今、その人のお家でお世話になっているの」
「そうだったんだ 去年、行き違いだったんだ もう、京都に来ていたのかー 香波 僕は、まだ、2年間学生のままなんだけど ずーと側に居てくれないか」
「ええ」と、下を向いてうなづくことしかできなかった。嬉しくて、それに、急に恥ずかしくなったんだけど「だって だってさー ずーっと 待ってたんだよー」涙も出てきていたから・・
「ねぇ 私 嫌われてもいいから、追いかけていきたいの 本当に 邪魔じゃぁない?」
「もちろんだよ 香波みたいな心の優しい子が居てくれたら 安らぐ と言っても 僕は、まだ、何にもしてあげられないと思うけど、君を守ることが出来るように頑張るよ」
「うん 私ね 今のお家の人にも、とても、よくしてもらってるの お店の人達も親切だし それにね、去年の秋 バクが死んじゃったんだけど、私の側で見守ってくれているから 頑張れるよ これからは、巧さんにも会えるしね うれしいの!」
そして、その日は、別れを惜しみながら、別れた。私も、お店を抜けさせてもらったから、戻らなきゃって思っていたし。巧さんも夕方からバイトだと言って居た。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ