第四百九十八話 戦闘ーバトルーその六
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「そうする」
「そうですね」
「だから君達の仲間でいるしだ」
「スサノオにつくこともですね」
「絶対にない」
またしても言い切った。
「それはな」
「左様ですね」
「そして自己主張を行い」
「主体性もですね」
「常に持っている」
「そして主張されますか」
「そうしている」
その断固たる口調は変わらなかった。
「この様にな」
「それが迷惑な時もあるけれど」
ニコも言ってきた。
「頼りになると言えば」
「なるんですね」
「そうなの」
エレンに答えた。
「これがね」
「そこがいいところですね」
「ええ、しかし暴走したら」
「その時はですね」
「もう即座にね」
それこそというのだ。
「ゲームの世界に隔離よ」
「そうしますね」
「そうしないとね」
さもないと、というのだ。
「厄介なことになるから」
「その為に私がいます」
日向も言って来た、静かに飲んでいる。
「私がです」
「ゲームの世界にですか」
「戻しています」
「そうですか」
「さもないと」
日向はさらに言った。
「事態が悪化するので」
「だからですね」
「彼にはその様にしています」
「そうですか」
「はい、常に」
「迷惑なことだ」
壇だけが不機嫌になっていた。
「私に思う存分やらせてみようとは思わないのか」
「それは絶対に駄目だな」
レダが述べた。
「私もそう思う」
「暴走するからか」
「自分で言っている通りだ、壇さんは何かと危ない」
レダが見てもだった。
「だからな」
「心外なことだ」
「いや、そこで心外もない」
そう言うこともというのだ。
「事実これまでの話を聞いているとな」
「そう言うのか」
「私としてもな」
「ですがスサノオにつかないことはいいことですね」
ネモはこのことから純粋に評価した。
「何があってもっていいますし」
「それは絶対にないよ」
パラドも言い切った。
「そんな簡単な奴でもないしね」
「そうですね」
「本当に人間としてこだわりが強くて」
「スサノオも嫌いですね」
「何があってもあいつとは相入れないから」
だからだというのだ。
「それはないよ」
「僕達と一緒にいるんですね」
「まあスサノオと戦わなかったら」
それならというのだ。
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