SAO編ーアインクラッド編ー
10.《二刀流》《手刀術》対《神聖剣》
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び歓声の包まれる。
ヒースクリフの顔を見上げると勝ったのにいつもとは違う、目で俺を見、何も言わず俺に背を向け、立ち去った。
「.......キリトが負けた!?」
「これが団長の本気」
少し疲れた顔でキリトは、俺たちの元へ帰ってきた。
「シュウ......やつは何かがおかしいぞ」
「何かがおかしい?」
キリトは、その言葉を残し奥へと消える。
「行ってやれ、アスナ。お前が行けばキリトも喜ぶよ」
「ゴメンね、シュウ君。頑張ってね」
アスナも奥へと姿を消す。
「それじゃあ、行きますか」
俺も一歩一歩、スタジアムへと足を運ぶ。
スタジアムに入ると、ものすごいプレーヤーの数に圧倒されるが、スタジアムの中央に立つ、男.........ヒースクリフの威圧感の方がもっと圧倒的だ。
「やあ、シュウ君。すまなかったね、こんなことになって」
「それ、キリトにも言ったんですか?それじゃあ、俺もギャラはもらいますよ」
「君も血盟騎士団に入るんだ。任務扱いにさせてもらおう」
デュエル申請、初撃決戦モードを了承。
六十の文字が浮かび上がる。0になればデュエルがスタートし、ヒースクリフと剣を交えることになる。
互いの武器........俺は右手に片手剣、左腕に手刀を纏い、ヒースクリフが盾から剣を抜く。
本日二度目の激突するユニークスキル使い。
そして......ついにその時がくる。
《手刀術》対《神聖剣》の戦いが。
..........タイマーが0となりSTARTの文字が浮かび上がる。
試合開始!!
始まった瞬間、先制でスキル使用。
左腕を前に出し横に向け、体が一瞬軽くなりその瞬間、地を踏み込み間合いを詰める。
手刀上位剣技《太刀風》
手刀がヒースクリフを切り裂こうとするが盾で流される。流されながら片手剣を肩に担ぎ上げ地に足をつけると同時に再びヒースクリフめがけて放つ。
片手剣突進技《ソニックリープ》
俺の剣技が再び、ヒースクリフを襲う。......がそれも防がれ、次にヒースクリフの剣が俺を襲う。それをほぼスレスレで手刀で上へと弾き、後ろに飛ぶ。
ヒースクリフが駆けてき、ヒースクリフの剣と盾を手刀と片手剣で防ぐ。ヒースクリフの《絶対防御》の盾とその間に繰り出される剣技が奴の強さ。あれなら崩せる。
片手剣がヒースクリフの盾に触れる寸前の武器を片手剣から背中の金色の槍《ゴールデンソウル》に入れ替える。槍で盾を弾き生まれる隙間。右手に持つ黄金の槍を後ろへと引き一気に前へと突き出す。
槍重突撃技《ゲイボルグ》
連続的な攻撃で崩せなくとも強力な一撃ならぶち抜けるが、またも盾がそれを拒む。
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