第一章
[2]次話
愛猫からのプレゼント
モニカ=ラングレー今はヒューストンの自宅で在宅ワークをしている彼女は夫のセリスエンジニアをしていて黒い髪に面長の顔と黒い目を持つ彼それに二匹の猫、黒い雄猫のワッフルと上がグレーと白の虎模様で下が白の八割れの雌猫チャイナと暮らしている。
茶色の短めの髪と青い目を持っている中肉中背の女性だ、その彼女には今悩みがあった。
「またチャイナがかい」
「そうなのよ」
「ナア〜〜〜」
「ンナア〜〜〜」
ワッフルと一緒にいてくつろいでいるチャイナを見て話した。
「今日もね」
「光るものを持って来てなんだ」
「私に言ってきたの」
「プレゼントだってだね」
「そうなのよ、幸い今回はお隣さんのものじゃないけれど」
「じゃあ何だったのかな」
「ユーロ硬貨よ」
それだったというのだ。
「何処にあったのか知らないけれど」
「ドルじゃないのかい」
「そう、ユーロよ」
そちらだったというのだ。
「これがね」
「観光客が落としたものかな」
「そうみたい、落としものだから」
「それをチャイナが拾ってだね」
「うちに持って来たから」
そう考えられるからだというのだ。
「警察に届けたわ」
「そうしたんだね」
「だから落とした人が若し警察に行ったら」
「その人のところに戻るね」
「そうなるわ」
「後はその人次第だけれど」
「ええ、困ったことよ」
そのチャイナを見つつ言った。
「この子にも」
「そうだね」
「私にプレゼントをしてくれるのはいいけれど」
「何処から持って来るかわからなくて」
「お隣さんのものまで持って来るから」
だからだというのだ。
「本当にね」
「困るね」
「猫にとってみればお礼か」
「飼って大事にしてもらっている」
「人間を同じ猫と見て」
一緒に暮らしている彼等をというのだ。
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