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ウルトラマンカイナ
過去編 ウルトラシスニャーファイト
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『シスニャー教官、ありがとうございました……! 教官がいなかったら、俺……』
『良いの良いの、君が一人前になるまでしっかり面倒を見るのが教官(わたし)の仕事なんだから。……君なら、きっと地球を救える。私も、そう信じてるよ』
『教官……』

 いずれ教え子達の前に立ちはだかることになるであろう、テンペラー軍団。その影を予感していたシスニャーは、真剣な笑みを浮かべてアークの肩を軽く叩くと――巨尻を弾ませて地を蹴り、遥か宇宙の彼方へと飛び去っていく。

 まだ若く未熟な戦士が、彼女の期待通りの活躍を見せることになるのは、この戦いから約2年後のことであった――。

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