第71話 キリエの思い
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のしでかしたこととはいえ何でも自分一人で解決しようなんて思うなよな…………って少し前の俺じゃねえか。
全く………
「そんなの知るかよ……」
「で、どうする?邪魔をするなら、どいてもらうだけだけど………」
「皆が協力して事態に当たってるんだ。1人が勝手な行動をしたらみんなが迷惑するんだぜ?」
「みんなで協力しても、みんなが死んじゃったら意味ないわ。だから………そこをどいてッ!!」
キリエが右手に剣、左手に銃を持ち、戦いを挑んできた。
「ラグナルセットアップ、それと結界を頼む」
『了解です』
俺はブラックサレナに換装。
ビームソードを展開して戦闘準備完了。
「悪いが全力で止めるぞ」
「私だって倒してそこを通ります。」
俺とキリエは剣を向け、ぶつかり合った。
「くっ!?何てパワー!」
「女の子だと思って甘く見てると痛い目みるわよ!」
キリエのパワーを侮っていた。
キリエは最初こそ片手剣と銃だったが、俺とぶつかる寸前、大剣となっていた。
しかもこんなにも力強いとは思ってなかった。
「だが、押し負けるほどでもない!」
今度は俺がパワーで押しかえす。
「ッ!?やっぱり分が悪い!?」
「ラグナル、レールガン!」
『展開します!』
「ウソッ!?」
剣と剣でぶつかり合いながらも、俺の腰にあるレールガンを展開、キリエ目掛けてぶっぱなした。
「させない!!」
咄嗟に左手の銃で魔力弾を撃ち、俺から離れやがった。
だが……
「それくらいじゃブラックサレナの装甲は貫けない!」
くらったが、俺は直ぐにレールガンを発射。
キリエは避けられない事を理解したのか、即座にシールドを展開。
レールガンを耐えやがった。
「硬すぎよ!!本当はあなたがロボットじゃないの!?」
「残念ながら人間だよ。ほら次行くぞ!」
両手をビームソードからハンドガンに変換。
レールガンと一緒に魔力弾をばら撒く。
「何!?こんなの戦車じゃないんだから………」
シールドを展開しながら器用に躱すキリエ。
だがいつまでもつかな?
「まだまだいくぞ!」
「くっ、これならどう?ファイネストカノン!」
両手の武器を銃にし、同時に合わせて巨大な魔力弾を放つ。
「ディストーションフィールド!」
だがその攻撃もディストーションフィールドを貫くとこは出来ず、フィールドの前に消え去った。
「これでもダメ!?」
「甘いな……グラビティブラスト!」
『シュート!!』
腹部から巨大な砲撃魔法を放った。
「うそっ!?」
俺に直ぐ反撃されるとは思ってなかったのか、シールドを張
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