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『外伝:赤』崩壊した世界で大剣豪とイチャコラしながら旅をする
窮地-ぜったいぜつめい-
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かいせつ
?ゾンビ兵
本編の『三笠防衛戦』でも猛威を振るった葛城財団の兵器。
マスターから奪い取ったサーヴァントはまず、代表に犯され都合のいい玩具にされる。
その後、飽きたら代表はそのサーヴァントを放棄。通称『お下がり』として今度は部下達、研究員や実働部隊の性玩具となるのだ。
そこでも飽きられれば、地下へ投棄されるのだが、ここでなにか使えないかと技術顧問の丹下は考えた。
前技術顧問、子安 綾女の補佐をしていた頃より丹下はこの『ゾンビ兵』の実装を提案していたがあまりにも非人道的過ぎると言われペーパープランに終わっていた。
しかし、子安がいなくなり自分が技術顧問になることでそれをすぐに実行。
そして置鮎の提案により自爆機能を搭載することが決定。
こうしてコストはかからず後始末にも困らない便利な兵器が完成した。
ちなみに、霊基はズタズタになっておりかつての記憶も己の戦い方も、ましてや武器の使い方も忘れている。
身体能力もかなり落ちてはいるが、腐ってもそこはサーヴァント。
人間相手なら驚異になるし数の暴力で攻めればサーヴァントにも充分通用する。
一見完璧そうに見えるが、そんなゾンビ兵にも一つだけ欠点がある。
それは判断能力が著しく低下していることだ。
彼女達は代表、葛城恋しか見えておらずそれ以外は邪魔者、すなわち敵としか見ていない。
なのでゾンビ兵を投入する際、攻撃や自爆されることを避けるため隊員達は隠れるか逃げるかなどの退避が推奨されている。
かつてのマスターのことを忘れ、偽りのマスターに捨てられた彼女達はまた”お気に入り”に戻れることを夢見て戦う。
それはまやかしで、爆発に終わる儚い未来だとしても。
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