第五部
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お客さんが減ってしまうじゃぁない だからだと思う そんなに余裕ないんだよ 今のままじゃぁー」
「なるほどねー」
その後、五条坂から宮川町にある和食料理屋さんに連れて行ってくれた。
「お昼のランチは安いんだよ。我々でも、入れるからね」と、言って、有沢さんが、結局、払ってくれていた。
「有沢さん 今日はありがとうね 私 友達居ないから 助かったわ」
「おお こんなことなら いつでも 言ってくれて大丈夫だよ 香波ちゃんみたいな 可愛い子と手繋いで歩けるなんて 幸せだよ 巧の代わりな」
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