第70話 未来組との出会い
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戦闘防護服だって、見せてあげた事あったでしょ?」
「そうだよ。それに、私もいるよ!」
「!!えっ!?ゆ、融合騎の方ですか?」
やっぱりユニゾンか。
しかし、ユニゾンデバイスを持ってるなら絶対主要人物だよな?
STSの先に出てくるのか?
「え。リアクトプラグなんだけど………」
なんじゃそりゃ?
「ラグナル、知ってる?」
『さっぱり?』
『アタシも聞いたことねえよ』
(このヴィヴィオ、なんだが様子がおかしいような………)
(ヴィヴィオに忘れられちゃうなんてショック………)
(いや、そうじゃなくて……)
(あ………もしかして偽物!?)
(確かにトーマに似てるけど、私の知ってるトーマは、もっとちっちゃいし……)
なんだが、嫌な流れだな………
「アインハルト」
「何ですか?」
「二人戦い始めそうだったらヴィヴィオを止めてくれ。絶対アイツら勘違いしてるから」
「あっ、はい分かりました。」
そう言って俺とアインハルトは二人の出方を見る。
「ヴィヴィオ!ごめん、ちょっと確かめさせてもらっていい!?」
「銀十字、非破壊設定!DSAAーR、コンタクトシステム、ロード!」
『システムDSAAーR起動』
何かを起動したけど訳が分からん………
「DSAA公式戦ルールで………」
「トレーニングバトルお願いします!」
デカイ剣を構え直し、ヴィヴィオに向かって言うトーマと誰かさん。
「えええっー!?」
いきなりの事でヴィヴィオもかなり驚いている。
「アインハルト、止めるぞ」
「えっ、でもトレーニングバトルですし………」
いや、何だよトレーニングバトルって……
「さっさと話を進めたいし、早く帰りたいだろ?」
「………分かりました」
俺は今にもぶつかりそうな2人の間に立った。
「二人とも、ちょっと待った!」
「ちょ!?」
振ってきた剣を鞘で受け止める。
アインハルトもうまくヴィヴィオを抑えてくれたようだ。
「零治さん、アインハルトさん!?」
「ごめん、零治さんに止めてくれって言われたから………」
「こっちのヴィヴィオは偽物じゃない!一旦落ち着いて話したいんだけど………」
(どうするトーマ?)
(こうやって割り込んでくる所から見ると偽物じゃないみたいだし、話を聞いてみようか)
俺の言葉を分かってくれたのか、剣を下げてくれるトーマ。
「取り敢えず下に降りて話をしよう」
そう言って下にあるビルへ降りたのだった………
近くのビルに降りた俺達はバリアジャケットを解いた。
トーマは同い年くらいの女の子とユニゾンして
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