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ウルトラマンカイナ
女傑編 ウルトラバークファイト
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の瞬間を目撃していた当時の変身者達に、男としての「責任」を取らせるために。

(イヴァンナ、皆ッ……!)

 そんな女傑達の1人であるイヴァンナの言葉に琴乃が気高く顔を上げたのは、それから間も無くのことだった。剣呑でありつつも、どこか落ち着きを取り戻したようにも見える彼女の貌に、イヴァンナはふっと微笑を浮かべる。

「……あぁ、そうだな! 行くぞ皆、直ちに追撃だッ!」
「了解ッ!」
「オッケー、そう来なくっちゃねッ!」
「皆様、急ぎましょうッ!」

 そして、琴乃の心が前を向いたことに安堵する女傑達は。彼女と共に白く豊満な乳房を揺らして、イヴァンナが乗っているBURKアルマータへと乗り込んで行くのだった。巨大な車体をよじ登る女傑達の巨尻は、何度も左右にぷるんと揺さぶられている。

「んっ、んんっ、んふぅっ……!」
「ちょっ、ちょっとこれ、入り口狭くないっ……!? 大丈夫なんでしょうね、この戦車っ!」
「……聞き捨てなりませんね、凛風。我がロシア支部が総力を上げて開発したBURKアルマータに、欠点など存在しません。単にあなたが太り気味なのでは? 特に、この尻が」
「んなっ!? い、言ったわねイヴァンナッ! だいたいあんただってさっきハッチから出て来た時に、ちょっと乳が引っ掛かってたでしょうがっ!」
「……そ、それは違います! 今日はたまたま、胸を抑えるブラのホックが壊れてしまったというだけで……!」
「お前達、こんな時に何を揉めている! 何でもいいからさっさと入れッ! こういう時はな、腰を捻るんだ腰をッ!」
「いーだだだだ!? ちょっ、下から引っ張らないでよ琴乃っ! 壊れちゃう壊れちゃう! 私のお尻、壊れちゃうぅっ!」

 ハッチの穴に引っ掛かりがちな爆乳と巨尻を、なんとか通すために。
 女傑達は時に悩ましい声を上げ、時に言い争いながら。くびれた腰を前後左右に艶めかしく、扇情的にくねらせていた。三角木馬のような立ち乗り構造の戦車長席に座しているイヴァンナは、その様子をじっくりと静観している。

「……よし、全員搭乗しましたね。我々はこれより、恐竜戦車の追撃に向かいます。全車両、全速前進ッ!」
「あ、あうぅ……お尻、私のお尻がぁあ……」

 やがて全員を乗せた指揮官仕様のBURKアルマータは、一気にキャタピラを猛回転させると、山岳地帯を抜けようとする恐竜戦車を追跡し始めて行く。火力に特化した部下達のBURKアルマータも、隊長の車両を追うようにキャタピラを回転させていた。
 そして。イヴァンナの命令を忠実に遂行するべく、運転席に座している女性隊員は全力でアクセルを踏み込んでいる。

 汗だくになっている5人の爆乳美女を乗せた大型戦車の車内は、雄の情欲を掻き立てる芳醇な匂いで充満していた。同性すら魅了しかね
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