214 仲間がいなくなれば
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帰ったら温かい料理をお作りしますね。『スキヤキ』とかは如何でしょうか?」
「あ、うん、いいね!」
集団は彼女らの屋敷へと帰って行く。
笹山は休憩後、フローレンスと共にある場所へと行っていた。
「この場所から藤木茂君のいます所へは徒歩では大変ですと思います。その為、ある方に移動が楽になりますよう『自動車』といいます乗り物を用意させていただいております」
「自動車・・・?」
二人が着いた場所はとある工場だった。
「ヘンリー、おりますか?」
一人の男性が現れた。
「ああ、フローレンス。そのお嬢さんは?」
「貴方に頼みました自動車に乗せます女の子です。名前は笹山かず子ちゃんといいます。この子が敵の世界にいます少年を探しにいきます予定でいます。発注しました自動車は完成していますか?」
「ああ、勿論。今までよりも更に高性能な物ができたよ」
フローレンスと笹山はヘンリーに連れられて工場の中へ入った。そこには銀色の自動車があった。
すみ子達は本部守備班の到着を待っていた。
「暗くなっちまったな」
山口が空を見上げた。
「ここに来るまで時間が掛かる筈ですからここで休息致しましょう」
エレーヌは提案した。
「うん・・・」
『皆様、お疲れ様です。夕食の準備ができました。お召し上がりください』
イマヌエルから声が聞こえた。皆の前で食事が提供された。
(何か、落ち着かない・・・)
すみ子はそう思いながらも食事する。
(やっぱり、近くにまた誰か来ているの・・・?)
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